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東京近郊でのらりくらりと活動してる30~40代の社会人バンド「ひみつきち」の公式サイトです。

みっちー

県境レポート vol.8

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皆さん、こんにちは。

日本県境協会(Japan Kenn Zakai Association : JKZA)のシバハラです。

ご無沙汰でございます。
今回は長くなるので、早速本題に行きますね。



今回ご紹介する「聖地」は、前回と同様に「施設分断型県境」でして、
マニアの間だけでなく、観光名所のひとつとして取り上げられているくらい、
メジャーなポイントです。

: 長野県北佐久郡軽井沢町 vs 群馬県安中市

何を分断しているのか?



神社です。

正確には「熊野皇大神社」という由緒ある神社で、
和歌山の「熊野三山」、山形の「宮内熊野神社」と並び、
「日本三大熊野」に数えられているそうです。

ウェブサイト



神社への道中

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参拝道の入口

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しげの屋(神社の対面にある蕎麦屋)

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上信国境碑

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石段

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Wikipedia で調べてみたところ、この神社、
戦後、宗教法人法が制定された際に、
都道府県ごとに宗教法人の登記がされることになったため、
同じ敷地内に「熊野皇大神社(長野県側)」、「熊野神社(群馬県側)」という、
二つの宗教法人が存在していて、宮司・賽銭箱・お守り・祈祷など、
それぞれ執り行われているそうです。

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神門

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境内 

※ちなみに、手を合わせているのは妻と娘たちです。

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授与所

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本宮(長野県側)

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本宮(群馬県側)

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その他の情報として、
境内には「しなの木」という、樹齢800年以上の木があり、
どうやらパワースポットでもあるようです。

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また、東征の帰路で道迷ったヤマトタケルの道案内をした、
「八咫烏(やたがらす)」も祭られています。

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ただ、今回レポート、ひとつ失敗したことがありまして、
レポートの記念に神社の御朱印を貰ってきたのですが、
熊野神社(群馬県側)のものだけで、熊野皇大神社(長野県側)のものを貰うの忘れてしまいました。

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もしかしたら、「また来いよ」と言われているのかも知れないですね。



いやあ、県境って本当に良いものですね!

県境レポート vol.7

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皆さん、こんにちは。

日本県境協会(Japan Kenn Zakai Association : JKZA)のシバハラです。

約7ヶ月ぶりでございます。

まあ、正直、全国の県境を観て回れるほど、金も時間もございませんで、
必然的に、我が生活圏でネタを探すことになる上に、
ネタがそれほどないという問題が生じている今日のこの頃です。



さて、そういうワケで今回の物件。

今回ご紹介する「聖地」は、初の「施設分断型県境」です。

その名の通り、建物の中を県境が走っているパターンなのですが、
実は全国単位では、それほど珍しいものではありませんで、
その中でも、マニアの間で知らない者は居ないとされる場所を紹介いたします。

: 神奈川県相模原市 vs 東京都町田市

何を分断しているのか?



皆さんご存知の「ヨドバシカメラ」です。



ただ、一点、気になるのは、駅にある町案内では分断されているのですが、
Google Map(Zenrin ベース)では分断されていません。

町田地図

ただ、ヨドバシの住所は「東京都町田市」となっているので、
もしかしたら Google Map の方が正しいと言えるのかも知れませんが、
だとすると、駅にある町案内はどうして分断されているのか?と、
疑問が堂々巡りしてしまいます。



■実地検分

駅前(※地図から目視で判定しているものなので正確ではありません)

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駅宝くじ売り場(※地図から目視で判定しているものなので正確ではありません)

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店内(※地図から目視で判定しているものなので正確ではありません)

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屋上1(※地図から目視で判定しているものなので正確ではありません)

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屋上2(※地図から目視で判定しているものなので正確ではありません)

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なぜ、こんなことになってしまったのか?というと、
分かりません。

ただ、神奈川県相模原市と東京都町田市の間には「境川」という川が流れており、
基本的にはその川を県境としているようなのですが、
川を中心に「川向こうの飛び地」が多々散見されているところから、
比較的氾濫が多い川で、行政が調整し切れていないのではないかと。
今回の聖地もその産物なのではないかと考えております。



いやあ、県境って本当に良いものですね!

県境レポート vol.6

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皆さん、こんにちは。

日本県境協会(Japan Kenn Zakai Association : JKZA)のシバハラです。

随分とご無沙汰をしていたのですが、
日付を見たら、約1年ぶりなのですねー。

いやあ、プライベートで色々とありまして、正直、県境どころではなかったのですが、
若干、心に余裕ができまして、ようやく新規レポートが書けるようになりました。



さて、そういうワケで今回の物件。

県境に魅せられて十数年になりますが、
まさか、この「聖地」に立てる日が来ようとは夢にも思いませんでした。



今回ご紹介する「聖地」は、初の「飛び地型県境」です。

: 埼玉県新座市片山 vs 東京都練馬区西大泉町

「飛び地」というのは、その名の通り、
四方を他県に囲まれた地域のことを言います。

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「ただの住宅地じゃん」という冷ややかなコメントが聞こえてきそうですが、
以下で「飛び地」と呼ばれる所以がお分かりになるかと思います。

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しかも、多分に漏れずこの地域にも町内会が存在しているのですが、
東京都民は見事にハブられております。

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実は「飛び地」というのは、全国にチラホラと存在していて、
大抵は川とか山とか人が生活を営んでいないような場所なのですが、
住宅地でその現象が起きているのは、非常に稀なようです。

余談ですが、和歌山県北山村は
四方を奈良県と三重県に囲まれている、行政単位での「飛び地」として有名です。



■実地検分

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IMG_0204

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なぜにこんなことになってしまったかと言うと、
実は、練馬区も新座市も把握していないようですが、
練馬区としては、新座市の編入を希望しているようです。

※練馬区
寄せられた声



いやあ、県境って本当に良いものですね!

県境レポート vol.5

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皆さん、こんにちは。

日本県境協会(Japan Kenn Zakai Association : JKZA)の「みっちー」です。

ご無沙汰しておりましたが、いかがお過ごしでしたでしょうか?

私の近況を話し始めると、
ルークの親父ばりにフォースの暗黒面に落ちてしまうので、割愛させて頂きますが、
要約すると「まあ、何とかギリギリでやってます」の一言に尽きます。



さて、今回ご紹介する「聖地」は、お馴染みの「集落分断型県境」です。

しかし、ただの「集落分断型」ではありません。
かなり、特殊な形状をしておりまして、
それこれが「聖地」として認定されている所以でもあります。

: 東京都西多摩郡瑞穂町 vs 埼玉県入間市

一見すると何の変哲もない県境ではありますが、
拡大して見たときに、その特異性がお分かりになるかと思います。

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実際に写真で確認すると以下になります。

■東京都側からのアングル

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ポイント1 : 県境1

塀を隔てただけで、税金や地価など何から何まで違うというのは、
何とも感慨深いものがあります。

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ポイント2 : 県境2

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ポイント3 : 補修境界

このコーナーではすっかりお馴染みになった補修境界標識です。

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埼玉県側の側溝にどうにか合わせようとしている、
東京都の気遣いが垣間見える一枚かと。

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■埼玉県側からのアングル

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■県境上に沿ってのアングル

福島県に、両端を他県に挟まれた、
幅が1mしかない(しかもそれが8kmほど続く)県境があるのですが、
幅だけで考えれば、こちらの方が狭いのではないでしょうか?

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それにしても、なぜにこんなことになってしまったかと言うと、
元々、ここの集落は「埼玉県入間郡元狭山村」という一つの村だったのですが、
東京都との越境合併の話が持ち上がったときに、賛成派と反対派で村が分かれてしまい、
その結果として、現在のような県境が生まれたとのことです。

元狭山村(wikipedia)




いやあ、県境って本当に良いものですね!

県境レポート vol.4

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皆さん、こんにちは。

日本県境協会(Japan Kenn Zakai Association : JKZA)の「みっちー」です。

「ひみつきち」のメンバーの方々に支えられて早くも4回目です。

ちなみに、今回のレポートまでは、
以前に某SNSで紹介させて頂いたレポートを元に新たに改変したものとなっております。
要は「デジタルリマスターで復活!」みたいなアレです、アレ。



ところで「県境」には2つの都道府県だけでなく、
3つの都道府県が交じった「三県境」というものも存在します。

尾瀬の黒岩山」などは、
皆さんもご存知のメジャーなポイントではないかと思われます。

その他「三県境」は日本全国にいくつか存在しているのですが、
上記同様にどれも山か川の上です。

しかし、今回の「聖地」は、日本全国でもココだけという「集落分断型三県境」であり、
県境に魅せられた漢たちが必ず一度はこの地を訪れることから、
「県境界のバチカン」とも言われているポイントです。

: 埼玉県加須市 vs 栃木県栃木市 vs 群馬県板倉町



コチラが「聖地」の詳細です。

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■物件までの道中01

東武日光線柳生駅前です。

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■物件までの道中02

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■物件までの道中03

踏み切りは、車 1 台がギリギリ通れるくらいの幅なのですが、
地元の人は慣れたもので、結構な速さで通り過ぎます。
踏み切りが鳴っても果敢に攻めてました。

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■物件までの道中04

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■物件までの道中05

小さな公園があって4台分の駐車場まで付いています。
車で聖地巡礼をする人には最適です。

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■物件までの道中06

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■物件までの道中07

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そもそも、どうしてこんな県境が出来たのかと言うと、
今回も「川」に由来しています。

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元々は渡良瀬川に沿って県境を引いたのですが、
栃木県が渡良瀬遊水地を作ったことにより、地形が変化してしまったものの、
県境だけが名残で残ったという話があります。

また、かつて渡良瀬遊水地の場所には、
歴史の教科書でも有名な「足尾鉱毒事件」の舞台ともなった、
「谷中村」という村がありました。
かの田中正造もこの村に住んでいたそうです。



いよいよ聖地に到着です。

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白鳥は、どうやら群馬の水が好みのようです。

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県境に魅せられた有志がこの地に「勝手に」立てた看板ですが、
長年の雨風で痛んできているようです。

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なので、一応、再度根深く打ち付けておきました。

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ちなみに現況として、
この地域の栃木県側(栃木県栃木市藤岡町下宮)では、
随分以前から「埼玉県加須市への編入」という話が出ているのですが、
わずか10世帯ちょっとしか居ない中で、

: 生活圏の不便さを解消するために編入したい派
: 税金・その他業務上の都合により現状を維持したい派

で意見が割れていて、
編入には「地域住民の一致」を前提としている埼玉県も栃木県も、
動くに動けない状況らしいです。



いやあ、県境って本当に良いものですね!